300年後から見た!当時の民族楽器をつくる

2015年、私は地域資源「青森ヒバ」材を活用した世界初の打楽器「青森ヒバカホン」を開発しました。

カホンとは、その昔ペルーの村人がコミュニケーションツールとして使用していた箱状の打楽器です。現代では、世界中の音楽シーンで親しまれ、様々な素材による開発が行われています。

 

青森ヒバカホンには、コンセプトがあります。それは、「300年後から見た!当時の民族楽器をつくる」。現在行っている青森ヒバカホンによる交流活動が、いつの日か青森のコミュニケーションツールとして定着し、一つの文化となったら素敵なことです。

 

新たな風や価値を生み出す際には、既にあるもの活かし、歴史的な背景を踏まえて再構築することが一つの手段として有効だと考えています。